三嶺の森をシカの食害から守ろう 第1弾 | ||||||
三嶺の森をまもるみんなの会として、今年8月23日に設立されて、初めての対策活動行事として、ラス巻きを行いました。新聞等で一般参加を呼びかけたところ、スタッフ総勢86名もの人数で実施することができました。この問題への関心のあらわれを感じることができました。 まず、開会式はさおりが原で行いました。さおりが原の写真を見ながら説明をしました。 さおりが原は、今からたったの7年前(2000年に写された写真)は、地面にはササが青々と生い茂り、今となっては稀少植物となったマネキグサなどが普通に見られた場所でした。今日、初めてさおりが原を訪れた人には、今の状態しか知ることができず、ササ枯れの状況が普通と思いがちですが、過去の写真を見せられると、食害で変わってしまった周囲の風景に誰もが驚いていました。 ラス(樹木の幹へ巻く食害防止ネット)を巻く意義が理解でき、高知中部森林管理署の職員さんによる巻き方の説明を熱心に聞いて作業の開始です。 |
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初めての作業でしたが、次第に班の中で役割を決めて、木の周囲の長さを測る人、ラスを切る人、巻いて留め具で留める人と、手際よく作業を行いました。 |
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三嶺の森をまもるみんなの会のメンバー、一般参加者、香美市、大学生を含め、各班で協力し合いながら汗を流し、みんなで共通認識をもつことができました。 |
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主催:三嶺の森をまもるみんなの会・高知中部森林管理署 資材提供:高知中部森林管理署 バス協力・資材:(社)高知県森と緑の会 2008年12月12日記 |