三嶺の森をシカの食害から守ろう 第9弾 | |||||||
まず、ものべふれあいプラザ(香美市物部町大栃)にバス3台が集合。開会式を終え、ラス巻き班はべふ渓谷からの林道を移動。すると、大きな落石があり、バスが通れない状況。これには参加者一同びっくり。まずは、力をあわせて石をどかし、なんとか白髪山分岐登山口までバスを通すことができました。(あぶないあぶない) |
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白髪山登山口で、各自が資材(ラスを1巻きもしくは道具の入ったリュック)を背負い、山へ登りました。白髪山分岐の手前でラスを巻く班、分岐のところにある避難小屋付近でラスを巻く班など、順次自分達の担当場所に到着して、作業を行っていきます。少し遅れて、高知農業高等学校の生徒が到着。同じく資材を背負って、山を登りました。
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高校生達は、尾根に出ると、ラスを巻く作業に入る前に、どうして幹にラスを巻くのか、今三嶺の山々はどういう状況かを見るために、カヤハゲの見える尾根へと移動し、依光代表からの説明を聞きました。(生徒達の座っているところにもシカの糞がいたるところにあり、ササが食われていることが分かる。)
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今回は、防護柵ではなく、樹皮をはがれるのをふせぐラス巻きだが、先ほどの説明を聞いて、自分達のすることが、樹木が枯れるのを防ぐことになると分かり、みなさん熱心に巻いてくれました。
こうして、15時にもとの登山口に集合するまで、全員がもくもくとラスを巻きました。結果、今回は全員で758本もの樹木にネットを巻くことができました。ありがとうございました。お疲れさまでした。 記録班は、ラス巻きの方にいましたので、途中の記録が少ないですがカンカケ谷やその他の防護柵も予定どおり張り終えました。 |
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今回の参加者の中に、なんとわざわざ香川県から、参加してくれた方(写真右)がおり、カンカケ谷で作業をしてくれました。 「大好きな三嶺のために・・・」と香川県綾町から駆け付けてくれた藤川さんです。 三嶺のことをおもってくれる人がこうして駆けつけてくれるのは本当にうれしいし、心強いですね。本当にありがとうございました。 |
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2010年1月3日記 |