報告・シンポジウム2013-2014 | 三嶺の森をまもるみんなの会 |
県民のみなさまに、わたし達の源流の森で起こっている食害の状況を知っていただきたい、関心を持ち活動にも参加していただきたいとの思いで、「普及啓発パネル展示」と「シンポジウム」や「報告会」を開催しています。 |
「ミニ講演会」 | ||||||||
県外の森林・シカ状況も含め、情報共有を進めるためにオープンな「ミニ講演会」を毎年総会後に開催しています。今回はシカの分布域が、石鎚山系にも迫っていることもあり、愛媛県のシカ事情の話と空撮からの剣山・三嶺山系の状況を確認したいと思います。 参加費無料ですので、どなたでもご気楽にお越しください。 当日パンフレット(PDF) |
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2013年4月6日up |
蝕まれる三嶺の森と山々 - 三嶺・剣山地区シカ被害状況と対策「公開報告会」(6) - |
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急激に増加したシカによって三嶺周辺のササ原や樹木、そして貴重な希少植物等が被害を受け、土砂流出等、依然深刻な事態が続いています。この被害実態と対策について、林野庁及び環境省の調査結果、及び「みんなの会」の概況把握、林床植生の状況と緑化候補、コケの役割、そして保護区の捕獲状況等の情報を一般の方々を含むみんなで共有し、保全活動に役立てるため、第6回目の公開報告会を開催いたします。 当日パンフレット(PDF) |
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主催:三嶺の森をまもるみんなの会 共催:林野庁四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、香美市、南国市、香南市 後援:高知新聞社、RKC高知放送、NHK高知放送局、朝日新聞高知総局(申請中) 2013年6月11日up |
【主催・普及啓発パネル展】 | ||||||||||||||||||
2013年11月に、県内3か所で写真展を行いました。
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【主催・普及啓発パネル展】 | |||||||
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どう守る三嶺・剣山系の森と水と土 - シカ被害の変遷、現状と対策を考える シンポジウム(7) - |
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三嶺・剣山系の森林生態系のシカによる被害は、依然深刻な状況が続いております。特にスズタケ等林床植物の枯死以降、樹林内急傾斜地は裸地状態となり、崩落や大量の土砂流出がおき、流域の水環境の悪化につながっています。 本シンポジウムでは、まずボランティアネットワーク型取り組みの先輩格である南アルプスのシカ問題と取り組みについて学びます。そして、第二部では土砂問題に関して、高知大グループの調査研究に基づき、共通認識を深め、今後の対策の有り様について、共に考えたいと思います。 当日パンフレット(PDF) |
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主催:三嶺の森をまもるみんなの会 共催:林野庁四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、 香美市、香南市、南国市、森林総合研究所四国支所 (申請中) 2013年12月26日up |
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当日のようす 共通認識を深め、今後の対策の有り様について共に考えています。 (シンポジウムの「資料集」、ご希望の方は090-4338-5209 依光へ連絡下さい) 会場後部では、写真パネル展も展示。シンポの前後には興味深く見ていただきました。 |
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2014年3月30日追加 |
「ミニ講演会」 | |||||||||
県外の森林・シカ状況も含め、情報共有を進めるためにオープンな「ミニ講演会」を毎年総会後に開催しています。 | |||||||||
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蝕まれる三嶺の森と山々 - 三嶺・剣山地区シカ被害状況と対策「公開報告会」(7) - |
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急激に増加したシカによって三嶺周辺のササ原や樹木、そして貴重な希少植物等が被害を受け、土砂流出等、依然深刻な事態が続いています。この被害実態と対策について、環境省及び徳島県(剣山域)の調査結果、高知県及び香美市の管理捕獲及び「みんなの会」の概況把握等、そして四国西南部三本杭の情報を一般の方々を含むみんなで共有し、保全活動に役立てるため、第7回目の公開報告会を開催いたします。 当日パンフレット(PDF) |
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主催:三嶺の森をまもるみんなの会 共催:林野庁四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、香美市、南国市、香南市 2014年6月16日up |
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当日のようす シカを減らすこと、そしてササやスズタケが食害で枯死後、大規模に進み出した土砂流出・崩壊に対処することが大きな課題となりました。さらに、森の循環が不能(稚樹はすべて食べられる)のため、その対策も必要になってきました。 報告会では、シカの生息状況(捕獲地区では減り、してない剣山では増加)、被害状況、シカ食害が引き起こす土砂流出のメカニズム、香美市の管理捕獲と「捕獲補助柵」の効果、高知県によるシカ対策等が報告され、質疑応答・討論も行われました。 2007年に「三嶺の森をまもるみんなの会」を設立して以降、シンポジウム、公開報告会、そして総会記念講演会を毎年開催してきました。それぞれ7回に及びます。シンポジウムと公開報告会では「資料集」(計14冊)を作成し、記録として蓄積しています。 |
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2014年8月5日追加 |
【写真パネル展示】 | ||||||||||||
2014年秋は、県内4か所での写真パネル展を行いました。
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どう守る三嶺・剣山系の森と水と土 - シカ被害の変遷、現状と対策を考える シンポジウム(8) - |
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第一部・特別講演では、広く農林業・里地も対象に、被害とその対策について動画を交えたお話が中心です。特に捕獲の方法(各種わなや猟銃等)について、里・集落での仕組みなども含めた一般的実践的な内容です。 第二部では、物部源流の三嶺の森等、稜線部のシカ食害跡地の植生の変化や土砂流出・崩落問題の実態について、高知大グループおよびNPOの調査報告があります。共通認識を深め、今後の対策の有り様について、共に考えたいと思います。 当日パンフレット(PDF) |
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主催:三嶺の森をまもるみんなの会 共催:林野庁四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、香美市、香南市、南国市 (申請中) 2015年1月15日追加 |
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当日のようす(参加者78名) 三嶺・剣山系の森林生態系のシカによる被害は依然深刻な状況が続いておりますが、捕獲の本格化とともに、次の三極化が進んでいます。 @稜線部緩傾斜地の緑の復活〜毒草やシカに強い草がはびこる。根が生きているところのササも復活。 A三嶺山域樹林内の林床裸地状態の継続〜西熊山保護林など原生的自然林の林床は裸地のまま。 B急傾斜地の崩壊・表土流出の深刻化〜傾斜地では各所で深刻な」 特別講演(坂田宏志/兵庫県立大学)では、まず、シカ被害対策(特に捕獲の有り様)について、技術的・組織的な方法を学びました。 第二部では、シカ食害による土砂問題の実態、稜線部の植生の変化、そして先発事例地として四国西南部三本杭での被害と対策の変遷について報告があり、三嶺の今後の対策の現状と有り様について共通認識を深めました。初めて参加していただいた方から「知らないことがわかって良かった」との感想もありました。 講演・報告後、1時間余の質疑・応答、意見交換が行われ、理解が深まったと思います |
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2015年3月7日追加 |
【写真パネル展示】 | ||||||||||||
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